課題演習DDの内容説明(2026年度)

題名 担当教員 分野 前提 定員
粒の気象学 -雨粒と微粒子-
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重尚一
大畑静佳
高橋けんし(生存圏研究所)
気象・気候・リモートセンシング 課題演習DBの履修 5名
本課題では,雨粒や微粒子(エアロゾル)といった気象学のなかの“粒”に関連した様々な観測データに触れる.
レーザ(光)で得られた雨粒の大きさ毎の数を表す粒径分布やレーダ(電波)で得られた高時間・高分解能の雨の鉛直分布などを,プログラムを作成して可視化・解析するとともに,関連する英語文献の輪読を行う.
エアロゾルの粒径分布データについても,光散乱計測法により観測する.天気予報やニュースで目にする「きょうのPM2.5は~」という情報には載らない,多彩な情報が得られることを実感してもらう.“どこ”で,“どのように”エアロゾルの粒径分布を測定するかは,受講生と相談しながら決める.
小課題「気象学総合演習」と合同で,10月20日に信楽MU観測所を訪問して各種観測装置を見学する予定である.
海洋力学演習
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坂本圭 海洋 4名
本課題では、海洋運動を支配する基礎力学と、その理解の手助けとなる数値実験の基本を、演習を通じて習得することを目指す。一見不思議な海洋現象の原因を調べ解明するプロセスが体験できるよう、以下のテーマに取り組む予定である。ただし参加者の興味・志向を尊重するため変更する場合もある。
テーマ例:赤道潜流
海洋データ解析演習
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吉川裕 海洋 3名
本課題では、海洋を題材として、地球物理学的現象をデータ解析の手法を通じて定量化し、構造やその変動の実態を明らかにすること、変動の要因を自ら考察することを目的とする。具体的には、公開されている観測データを活用して、海水温の変動(上昇)の定量化や、力学高度の計算から地衡流の推算、地衡流に伴う熱輸送の評価などを行い、海洋内部の構造を明らかにするとともに、数10年間に見られるそれらの変動を調べ、その影響やその成因について考察する。ただし、参加者の興味・志向を尊重して自由度は大きめにとる予定である。また、主成分分析(経験直交関数解析)や最適内挿法など、少し高度な解析手法についても、必要に応じて活用する可能性がある。
気象学総合演習
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石岡圭一
坂崎貴俊
気象 課題演習DB, 計算地球物理学・同演習, 地球連続体力学など 6名
以下の2つの内容に関する演習を行い,気象学の様々な研究手法に触れることを目的とする.(1) 観測・データ解析:信楽MU 観測所(信楽町)を訪問し(10 月20 日(火)午後;小課題「粒の気象学」と合同実施), 大気レーダーの実物を見学しながら, その観測手法やデータ処理法について学ぶ. さらに, そこで取得されたデータなどの解析により, 気象データ解析のノウハウを学びつつ, 大気変動についての理解を深める. (2) 数値計算法・実験法入門: 気象学・地球流体力学で用いる微分方程式の数値解法を学び,いくつかの具体的な初期値・境界値問題を解いて,その基本的力学を理解する.
磁場の観測と数値計算で宇宙空間を知る
【PDFファイル】
松岡彩子
今城峻
小谷翼
太陽惑星系電磁気学,太陽地球系物理学 課題演習DBの履修 5名
本演習では、地上および地球周辺、惑星周辺、惑星間空間における磁場観測の基本的な知識を得て、観測した磁場データを用いて現象を解析する。更に磁場がはたらく空間における荷電粒子の運動の初歩的な数値計算を行い、宇宙空間の物理現象を理解する流れを学ぶ。
地球電磁気圏と周辺惑星間空間におけるプラズマのダイナミクス
【PDFファイル】
田口聡
齊藤昭則
太陽惑星系電磁気学,太陽地球系物理学 課題演習DBの履修 6名
地球の電離圏・磁気圏ならびにその外側の惑星間空間領域においては,電子とイオン,すなわちプラズマがダイナミックな動きを見せる.本演習では,その動きや関連する諸現象について,実際の観測データを学生自らが計算機で解析することを通して学ぶ.